つい先日ハロウィーンが終わったばかりのような気がしますが、街はすっかりクリスマス一色になりましたね。
クリスマスの前に、11月の第4木曜日は、アメリカではThanksgiving Dayという、日本のお正月やお盆のようにとても大切にされている行事があります。木金と連休になり、ほとんどのお店や公共機関はお休みになります。
1620年の冬、メイフラワー号に乗ってイギリスからアメリカ大陸に渡ってきた人たちは、とても厳しい寒さと食糧不足で大変苦労をし、生き残った人たちは先住民のインディアンから狩猟や農耕を教えてもらいました。初めての収穫の秋に収穫を喜び、神に感謝をささげるために集い、インディアンも招いて会食をした、これがThanksgivingの始まりと言われています。
家族や親戚が揃い、食卓には七面鳥の丸焼き(Roasted Turkey)やパイなどの伝統料理が並びます。ちなみに、七面鳥はとても大きいのでThanksgivingが終わった後も毎日食べ続けます…。
「1年に1度くらいは感謝しないとね」というようなセリフがよくアメリカのドラマに出てきますが、毎日の暮らしに感謝する気持ち、大切にしたいですね。