今日は教室で取り入れている学習内容の一つ、多読について少しお話します。
多読は英語でExtensive Readingと言い、とても有名な英語学習法の一つです。やさしい英語で書かれたものをたくさん読み、英語のシャワーを浴びるのです。
多読学習をする上でのルールは、①わからない単語は読み飛ばす、②辞書はひかない、③つまらなかったら止めるの3つだけです。
当教室では、授業の終わりに毎回1冊ずつ読みます。ある程度読めるレベルならば子供たちそれぞれが好きな本を1冊選び、まだ一人ではあまり読めないレベルならばクラスで1冊を一緒に読みます。Oxford Reading TreeシリーズやSpring Boardシリーズを簡単なレベルから少し上のレベルまでそろえてありますので、飽きることなく色んな本を読むことができます。
多読学習を取り入れるメリットは色々とありますが、私が強く感じているのは自分で本を選んで読むことによって、子供がより達成感を得ることが出来るということです。
「こっちとこっち、どっちにしよう。来週はこっちかな。」「この本3回目だけどまた読んでもいい?」等々、選ぶ時間も楽しそうです。少し難しい単語が出てきても、自分で面白そうと選んだ本はみんな頑張って読んでいます。
子供たちに人気なキャラクターは、Oxford Reading Treeシリーズに出てくる隣の家のおじさんと犬!セリフもなく、ただフェンスの上から神々しい頭が覗いているだけなのですが、たまに出てくるのを見つけるのが楽しいらしいです。
少しでも多く英語に自分から触れて、これからも楽しいと感じながら英語学習を続けていってほしいです。